おなべ

羊の木のおなべのレビュー・感想・評価

羊の木(2018年製作の映画)
3.6
『桐島、部活やめるってよ』『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』でお馴染み《吉田大八》監督の最新作、6人の犯罪者を受け入れた自治体[魚深]の町で巻き起こるヒューマン・サスペンス。原作は未読で幾つかの点で原作とは異なる設定になってます。

役者の演技も良かったし不気味な演出や6人全員殺人犯という設定など、サスペンス要素はしっかり詰まってた印象。特に《松田龍平》と《北村一輝》、それに《優香》もキャラにうまく嵌ってました。その他の部分の荒さが目立ったのが少し残念です…。

“羊の木”の意味は完全には理解できなかったけど、5匹の羊とストーリーの展開を照らし合わせると何となく分かったような、分からないような。
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