HWさんの映画レビュー・感想・評価

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ベスト・オブ・エネミーズ ~価値ある闘い~(2019年製作の映画)

3.8

◉「まだちゃんと話し合ってないじゃないか」
          ──マルコ・ボット。

◉1971年 ノースカロライナ州のダーラム。白人至上主義団体KKK(秘密結社)の支部長、公民権運動家、全米国人地
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

◉《岡田准一》の殺陣とギャップのあるキャラクター設定が光る作品。ギャップ部分に関しては、演技ではなく普段のありままの姿かもしれない。

◉伝説の殺し屋が普通の生活を求めて新天地で奮闘するも、とある抗争
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.7

◉実話に基づいて作られた作品。役者がどうこうじゃなくて、それ以上に地獄のような戦闘描写と、これが実話であるという事に思わず息が詰まった。

◉第74回アカデミー賞で、音響賞と編集賞受賞作品。

◉19
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地上の星たち(2007年製作の映画)

4.0

◉《アーミル・カーン》にハズレ無し。

◉個人的に大好物な[人生・生き方]をテーマにしたボリウッド映画。この類の作品は否応無しに感情移入してしまい、気付けば涙がポロポロと溢れ出していた。学校教育の一環
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.8

◉設定から既に勝ち(《リチャード・カーティス》脚本で納得)。それを更に越えてくる役者陣の好演に高評価。

◉ロンドン ノッティングヒルの街角で小さな本屋を経営する男と、人気絶頂の国民的有名女優。住む世
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アパッチ砦(1948年製作の映画)

3.7

◉《ジョン・フォード》監督×《ジョン・ウェイン》の傑作西部劇。【騎兵隊三部作】(『アパッチ砦』『黄色いリボン』『リオ・グランデの砦』)の記念すべき第1作目。

◉南北戦争最中 アリゾナの辺境の地“アパ
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.7

◉「記憶の葉」

◉今までに認知症患者やアルツハイマー病をテーマにした作品は数知れず。ただ、本作は外部からではなく“内部(当事者)”から見えている視点や世界をそのまま作品に投影しており、かなり衝撃を受
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

◉全員悪人(not 紳士)。

◉複雑に絡み合った心理戦(◎)
ユーモアのある掛け合い(◎)
予想出来ないストーリー展開(◎)
テンポの良さ(◎)
お洒落なBGM(◎)
キメキメの衣装(◎)
過激で痛
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.6

◉作品の世界観や音楽が どことなく『LA・LA・LAND』に似ているなと思ったら、この作品をオマージュして作られたのが『LA・LA・LAND』だっという事実。元祖フランスver.ってとこか。

◉軍港
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.8

◉本作が制作されたのが今から約30年前の1989年、テーマはアメリカの街で巻き起こる人種差別。この30年間の歴史を見て分かるように何も変わってない。寧ろヘイトクライムは勢いを増し犠牲者も増える一方で、>>続きを読む

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.7

◉何てスウィートで神秘的 且つ切ないドラマか。3時間と長尺にも拘らず全く長さを感じさせない程、物語に没頭できた。本作を説明する上で「sweet」と言う言葉がピッタリの作品。

◉死期が迫る父親とその家
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.8

「私は諸君の熱情は信じます。これだけは信じます。他のものは一切信じないとしても、これだけは信じるということを分かっていただきたい」

◉1969年5月13日、東大駒場キャンパスの900番教室で行われた
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.7

「天誅」

◉以前「女性には何があっても手をあげてはいけない」と言ったけど前言撤回、世の中には怪物に喰われないといけない人もいた。

◉Fラン高校のナリヤン高校生達が怪物を捕らえ拷問。いじめられっ子の
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

◉友達でも恋人でも無い都合の良い関係。どんなに蔑ろにされても、一緒にいるだけで満足してしまう深すぎる恋愛感情。自分の全てを捧げても好きな人の為なら構わないという姿勢に本物の愛の形を垣間見て、恋愛観につ>>続きを読む

ハリソン・フォード 逃亡者(1993年製作の映画)

3.8

◉冤罪で死刑宣告をされた男の決死の逃走劇。

◉かなりシンプルな物語にも拘らず思わず見入ってしまったのは、紛れも無く《ハリソン・フォード》と《トミー・リー・ジョーンズ》の好演にある。2人の醸し出す人間
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.7

◉自分が海外に行った時と全く一緒の感情を思い出した。言葉が通じなくてもどかしい気持ちや、“言葉が通じない”だけで孤独や疎外感が一気に押しよせて来る気持ち。主人公に共感し過ぎて、身体の一部が勝手にリズミ>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.8

◉「Remember their names 」

◉アカデミー賞短編実写映画賞受賞作品。

◉記憶にも新しい 米警察の不当な拘束による《ジョージ・フロイド》さん殺人事件が起こったのが2020年5月2
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.7

◉サーカス団の見世物興行を舞台に、シャム双生児の女性や小人、極端に頭が小さい人や手足が無い男性等々の奇形児や異端児が繰り広げる、世にも奇妙な物語。

◉サーカスで美人で人気のクレオパトラは、小人のハン
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.7

◉「Aは消えた。発狂しながら 海の彼方に…」

◉何だろうか、この異色の世界観。どこかで感じた事あるぞ、それに鑑賞中ずっと『勝手にふるえてろ』の世界観に酷似しているなと思ったら同じ《大九明子》監督だっ
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.8

◉《アルフレッド・ヒッチコック》監督の中でも傑作と呼び声高い本作、撮り方の拘りや緊張感を煽る演出がやっぱり巧かった。

◉某有名テニスプレイヤーのガイは、乗車していた列車の中で不審な男に声を掛けられ、
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.7

◉格好良い邦題とパッケージに騙される事なかれ、完全にコメディに振り切った超絶エンタメ作品だった。BGMも癖、ノリも癖、キャラクターも癖、映像演出も癖、ストーリー展開も癖…癖、癖、癖、癖…癖しかない癖に>>続きを読む

エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.6

◉確かに『CUBE』×『Saw』の世界観に似てる密室脱出スリラー系映画。ただ、グロテスクさは然程無く、段階毎にエスカレートする仕掛けの数々がバラエティーに富み、内容も難しくない為、頭を空っぽにして観れ>>続きを読む

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.6

◉1980年代後期の東ドイツを舞台に、壁の崩壊を知らない社会主義一色だった母親に東西が今でも分裂していると見せかける為に、あの手この手で社会主義を演出するコメディ&ヒューマンドラマ。

◉ 「社会主義
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ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

3.8

◉家族──。友達でも恋人でも無い特別な関係。縁を切るのは簡単で、一度切れた縁は簡単には修復出来ないけれど、それでもどこかで不思議な縁で繋がっている。

◉模範的な正解が無い問題の答えを見つける為に選択
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ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

3.7

◉「花は雷ではなく 雨で育つ」
 「愛は怒りではなく 言葉で育つ」

◉ 2001年アメリカ同時多発テロ事件後のアフガニスタンの荒廃した町 カブール。タリバンの支配下で女性だけでの外出は禁止されていた
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.7

◉ヤクザ映画は今まで数え切れないほど作られてきたけど、現代を反映したヤクザの盛衰、それも特に衰退を描いていたのは個人的に新鮮だった。時代の流れとともに変わりゆく社会の縮図、少しでも関わった者は「反社」>>続きを読む

サボタージュ(1936年製作の映画)

3.7

◉《アルフレッド・ヒッチコック》監督作品。76分と短い時間でサクッと観れる作品で、破壊工作(サボタージュ)男と潜入捜査官とで繰り広げられるハラハラ・ドキドキのサスペンス映画。

◉映画館を営む劇場支配
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

3.8

◉自然の奥深さ、生命の尊さや、命のバトンetc…“オクトパス”の一生や生き方、そして人間との触れ合いを通じて言葉では説明できない生命の神秘を感じた。

◉南アフリカの海中、海藻が生い茂るケルプの森に住
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.8

◉不器用な男の不器用な生き様が、余計に胸に突き刺さる。

◉田舎町特有の近過ぎる距離感が、良くも悪くも他人への干渉が密接で、それ故に悪い風評は一気に広まる。惰性で生きてきた主人公の郁男もまた、新天地の
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.8

◉7年にも及ぶ製作活動を経て誕生した驚異のストップモーションアニメ映画!独自の技法で作り上げた魅力的なキャラクター軍団に加え、ディストピア×アンダーグラウンドという異色の世界観に思わず引き込まれた。>>続きを読む

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.8

◉スピンオフを含め全5部作からなる“ジェイソン・ボーン”シリーズ第5作目。

◉想像の遥か上をゆく“ジェイソン・ボーン”の格好良さに目ん玉が飛び出しそうになった。主演の《マット・デイモン》は1作目〜2
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ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.7

◉スピンオフを含め全5部作からなる“ジェイソン・ボーン”シリーズ第4作目(スピンオフ)。

◉“ジェイソン・ボーン”の壮絶な闘いが繰り広げられる中で、同じくCIAの極秘部隊として暗躍していたスパイ “
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.8

◉「Jesus Christ. That's Jason Bourne.」

◉スピンオフを含め全5部作からなる“ジェイソン・ボーン”シリーズの第3作目。

◉『MIP』程のド派手さはないものの、全て
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マ・レイニーのブラックボトム(2020年製作の映画)

3.7

◉夢見る青年の胸を切る心の叫び。

◉故《チャドウィック・ボーズマン》の遺作。《オーガスト・ウィルソン》の戯曲を基に製作された本作は第93回アカデミー賞にて2部門受賞した。

◉1927年 アメリカ
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.7

◉スピンオフを含め全5部作からなる“ジェイソン・ボーン”シリーズ第2作目。

◉多額の金を使って人間兵器を作り上げる“トレッドストーン計画”。ジェイソン・ボーンは首謀者を暗殺し全ては幕引きかと思われた
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.7

◉スピンオフを含め全5部作からなる“ジェイソン・ボーン”シリーズの記念すべき第1作目。

◉「自分は何者だ」…記憶を無くしたジェイソン・ボーンは僅かな手掛かりをもとに、襲い掛かる謎の刺客達を相手にしな
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