てるる

エグゼクティブ・デシジョンのてるるのレビュー・感想・評価

4.0
凄く久しぶりに観たけどやっぱ面白い。
これぞザ・ハリウッド!
これぞザ・アクション・エンターテイメント!

カート・ラッセルは5本の指に入るくらい好きな俳優。
だから昔映画館でこの映画のチラシを貰って「え?!あのセガールとカートが共演?ヤバすぎだろ!」と大興奮したのを覚えてます。

そして当時は飛ぶ鳥を落とす勢いだったセガールを、まさかのかませ犬に使うというサプライズ!!
でもまだまだカッコ良かった頃のセガールが観られる。

オープニングのテロ集団襲撃からラストに至るまで、要所要所で盛り上げどころを用意してくれてるので最後まで飽きさせない。

もちろん今や優秀なアクション映画が多くある中で、今初めてコレを観ると弱冠ショボく感じるかもしれない。

でも機内という密室で、テロリストにバレないように行動、爆弾処理、犯人探し、撃墜の危機、着陸の危機などなど、これでもか!とハラハラドキドキを提供してくれる作品はなかなか無い。

まぁ明らかにアクション顔のカート・ラッセルが文官はミスマッチだろ!とか思うけど、これはこれでイイ!

若きジョン・レグイザモはこの映画で好きな俳優の仲間入り!
この頃からあまり容姿が変わってないオリヴァー・プラットや、美しいハル・ベリーも見られる。

こないだジャスティス・リーグを観たときに友人に教えてもらった「ターミネーター」シリーズのジョー・モートンも寝ながら頑張る!

悪役に昔よく観てた「名探偵ポワロ」のデヴィッド・スーシェ。
ポワロ好きだったからこの悪役はちょっと悲しかったけど、常に沈着冷静な感じが意外とハマってた。

この頃のハリウッドアクション映画は「コン・エアー」「エアフォース・ワン」「ザ・ロック」「フェイス・オフ」などなど忘れられない作品が多いなぁ。
てるる

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