受賞歴からなんだか期待値高めで鑑賞したせいか、自分にはそれほど強く響かなかったが、なんだか思い出のように自分の中に残るような作品でした。
響かなかったとはいえストーリーや描いているものが理解できないわけではなく、たとえ環境的に恵まれていなくてもどこかに愛情はあること、また愛情を伝える難しさなんかが伝わってきた。
3部構成になっており、
第3部では大人になったシャロンの話。
大人になった姿は自分の想像していたような肩書きや容姿ではなかったが、
そうではない中身の部分に彼の優しさや愛情があるのだろう。
環境がそうさせた反面、第1部で彼が受けた愛情がそうさせたとも思えた。
そう思うと幼少期に受けた優しさ、愛情ってのはとても大事なのかもしれない。
それが親であろうと他人であろうと影響は大きそう。
そんな事も踏まえると個人的にはシャロンが他人の優しさや愛情に触れる第1部が好きだなぁ
