やっと観れた～。
とても綺麗な映画だった。
シャロンはとても無口だ。
いじめられる立場として自分を守る手段として、どうしても、言葉で表さない方が安全だからだろう。
人は生まれつきの環境によって色々な性格が形成される。それを批判する権利は誰にもない。
言葉がない方が何よりも雄弁な時がある。リトルシャロンの目の表情が心に突き刺す。思いが痛いほど伝わる。
ホアン役のマハーシャラアリの演技がすごい。冒頭からの彼の存在感だけで何故か泣きそうになった。
ホアンが海でシャロンに泳ぎを教えてるシーン、映像の圧力にドキドキした。美しいシーンだ。
全体的に素晴らしく映像が綺麗。全体を覆うブルー。
LGBT映画では史上初のアカデミー作品賞とか、アカデミー賞にしては地味すぎるとかいわれているが、そんなことはどうでもいい。
観て自分がどう感じたか、どう思ったか、…それでいいんじゃないか。
他人に同意を求める映画ではないと思う。
この映画を生きる糧としよう。
なんと2年ぶり位に久々劇場で映画を観賞しました。とてもよかった。
この映画を観るために自分は生まれてきたと言ってもいいくらいの感激度。
本当かよ？本当だ！
というか、こういう作品はあとからジワジワきて、いつの間にかBlu-rayを買って家でちょくちょく見てしまう……ということになるだろう(^^)
