映像の美しさに圧倒され、静かに染み入る音楽の美しさに吸い込まれるようにその世界観に酔いしれた。
ムーンライトの下では皆ブルーに見える…
一貫したブルーの色使いがまた主人公の奥底に宿るブレない純粋さととてもマッチしていた。
貧困、ドラッグ、いじめ、LGBTと沢山の重いテーマが入り交じったストーリー展開に随所で心が揺さぶられる。
幼少期、思春期、青年期と役者さんが変わっても瞳の演技は驚く程同じ!ジャケット写真をじっくり見て改めてその素晴しさに驚いた。
誰かひとり、ただひとりで良いから自分を理解してくれる人が居れば、全てが救われる事をこの作品は教えてくれた。