このレビューはネタバレを含みます
ずっと観たかったのに中々手に取らなかったのだけれど、やっと鑑賞。
ホアンとテレサはシャロンはを保護するけど、偶然とは言えホアンはシャロンのお母さんにヤクを売る売人の恐らく元締めで…。
シャロンのお母さんが子分から買ったヤクをやっているのを見つけて怒っていたし、シャロンに「ヤクを売ってるの？」と訊かれた時の傷ついた表情で売人として育てようとして手懐けていたんじゃないってわかる。
もしかしたらお母さんに売っていた子はホアンが世話したんだろうし、「他で買えって言わないでよね！」って叫ぶお母さんのどうしようもない自分に対する苛立ちとやるせなさ。でもホアンには譲りたくないって強い気持ち…。責められる筋合いじゃないよね。
「自分の人生を他の奴に決めさせるな」って言っていたホアン。シャロンに出会って売人稼業を後悔したはず…。
シャロンに会って感じた不思議な愛情が彼を変えたはず。
愛ってそういうもの…。
ケビンに再会したシャロンの気持ちにも変化があったはず。
感じるままの愛を描いた映画。
「ご飯を食べたならちゃんと話して。」って私も使わせて貰います。
