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女神の見えざる手のregencyのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
4.5
『ワンダーウーマン』『ドリーム』『ソニータ』と、闘う女性の映画が集中して日本公開される中、大トリを務めるといってもいいのが本作。
強い女性役のイメージが定着したジェシカ・チャスティンが、ここでも勝利のためには手段を問わない凄まじい主人公を熱演。
後半の展開はほとんどコン・ゲーム状態となり、ついにはスパイ映画の要素まで…共演に『キングスマン』のマーク・ストロングがいるのは単なる偶然か。
当初スピルバーグが映画化に向けて動いていたとされるが、どことなく『リンカーン』『ブリッジ・オブ・スパイ』に近いものも感じる。

クライマックスのオチはちょっと現実味に欠ける感もなくもないけど、2時間12分という尺を飽きさせる事なく一気に見せる作りにしているのは立派。
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