ヴェルヴェっちょ

女神の見えざる手のヴェルヴェっちょのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
4.0
“ロビイスト”って日本ではあまり馴染みがない。
圧力団体の利益を政治に反映させるために、政党・議員・官僚などに働きかける人々のことらしい。
米国ではかなりの影響力をもつことがこの映画から窺い知れる。

政府を裏で動かす戦略のプロ“ロビイスト”。その天才的な戦略でロビー活動を仕掛けるエリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)。
真っ赤なルージュで一流ブランドとハイヒールに身を包む彼女は、大手ロビー会社で花形ロビイストとして辣腕をふるう日々。
そんなある日、彼女は銃の所持を支持する仕事を断り、銃規制派の小さな会社に移籍する。
全米500万人もの銃愛好家、そして莫大な財力を誇る敵陣営に立ち向かうロビイストたち。
大胆なアイデアと決断力で、難しいと思われた仕事に勝利の兆しが見えてきた矢先、エリザベス・スローンの赤裸々なプライベートが露呈され、予想外の事件が事態を悪化させていく…。

台詞の内容が難しく3割は何を言っているか分かんないが、7割方の理解でも楽しめます。
ミス・スローンは、銃肯定派からのあの手この手で妨害を先読みし、辣腕、というか剛腕で逆境を突破していく。 さながらスパイ映画のような頭脳戦が白熱する。
ジェシカ・チャスティンが知的でエレガントな美貌のミス・スローンに適役というか、彼女以外考えられないくらいはまってる。
悔しいけど、これはダマされちゃいました。