このレビューはネタバレを含みます
恐怖の対象はずっと寝てるだけの死体、という中々新鮮なホラー映画。
死体安置所が舞台なので、解剖の記録映像を撮っているという程をとり、登場人物達のセリフによる状況説明をあくまで記録のための解説という形で違和感無く観客側へ伝えていたのは上手い作りだなと思いました。
解剖が進むにつれて起きる怪奇現象と、徐々に明らかになっていく死体の正体には観ていてハラハラさせられる。
当然かなり直接的なグロい描写が多くて、イヤーな気分になりました。
けど、猫ちゃんがあんな無惨な状態になるのが一番ショックでした…
ラストをみる限りではあの死体の災悪は、今後も続いていくんでしょうね…
今後、鈴の音が聞こえると本作を思い出して怖くなります。