Rosso

アンダー・ザ・シルバーレイクのRossoのレビュー・感想・評価

3.2
久々に観た直後に何にも文字に落とせないやつでした。
確信持って言及できる点が少なすぎる... というか分からん!!

というのも映画内での出来事を全て現実ベースで捉えると限界があるんですよね、
どうしても咀嚼できないところを「あれは夢だか妄想だかに過ぎないのでは...??」と置くと、
主人公の性格やこれまでの生い立ち、今の環境等々含めて何か見えてきそうではある。
彼、素直にクズ男ですもの。

家賃滞納最後通告を受けて、
普通ならどういう心持ちでどんな行動取るかな と考えてみまして。
その“普通”の額縁には到底入らない、
お?プールにエロい女おる!近づきてえ!失踪!? 暗号!? よっしゃそれに時間も頭も全振りや〜!
になるわけですから。
今まできっと陽の目も浴びず自堕落な生活を改めもせず送ってきた彼にとって、自ら湧き出る探究心や好奇心に任せた謎解き暗号解読ミッションはこの上なく満たされてた時間だと思うわけですね。

それこそ自分が主人公というようなね、俺の暗号解読物語になっちまうとそれはもう主観になるから、vsフクロウ女やvsピアノマンやらその他終盤の山場とかが“それ本当に現実に発生した出来事なんか?”と思えてしまいかねない。
虚構と現実の境目を主人公しか分かり得ない、むしろ主人公もその辺りごちゃまぜになってしまっている説。
うーんこれでええんやろか...

視聴後に拝見して知ったんですけど、悪夢版ララランドなんて異名もあるんですね。
えっとそれは、エマ・ストーンちゃんは役者として芽が出ない頃にカフェ店員で稼いでましたが、
悪夢版だと男に淫らなあれこれしてあげて、役者だけじゃ足りないお金を稼ぐ的な生々しい様を悪夢と表すのでしょうか?
(多分それではない)

全体的に咀嚼しきれてない、たぶん俺が悪い。
ウィキペディアもチラリと覗いたら、本作を コメディ映画 と紹介していたよ。
本当に本当か〜〜?笑
Rosso

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