このレビューはネタバレを含みます
2017年の映画初めの作品
半年以上経ってのレビューですけど。
昼寝すると言ったきり、お迎えがきたのか
そのまま旅立った、おじいさん。
今カメラに映っている、この人は死んでるんだよなあ、と
もう起きることはないんだなあ、と
別に怖さとかはなく
精一杯生きて、頭も身体もきちんと使い果たして旅立ったんだなあと、
そこが妙に不思議に印象に残っています。
二人の暮らしには、羨ましさとか
そういうのはあまり感じなくて
逆に、みんなどれだけ田舎暮らしに憧れを抱いているのかな。と
社会全体が目指してきたものは何だったのか考えさせられる作品でした。