【人生フルーツ】
ちょっと気難しい生涯建築家であり家庭菜園で100種類くらいの野菜と果物を作っている修一さんとその夫に献身的につくす（決してイヤイヤでなく）料理上手な英子さんの生活を綴った作品。
その様は実写版ジブリ作品という様相！
家庭菜園で取れたものや月一の買い物で買った肉や魚から何でも作ってしまう（ジャムとかベーコンがうまそう！）彼らの生活はスローライフなんかではなく、『出来ることをコツコツと最善を尽くしてやる』だけで決して押し付けがましくないが、観るものの人生について見直すきっかけなると思う。（なかなか難しいですが）
個人的にはその丁寧な暮らしぶりだけでなく、修一さんの生涯建築家としての思想や、人生観があるプロジェクトで結実し、それがわかる平易だけど熱い言葉がでてくるところで涙してしまったので、仕事映画としても熱いものがあった！
とにかくこの互いを「さん」付けで呼び合う老夫婦が愛おしくなること請け合いです！
