ろく

劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~のろくのレビュー・感想・評価

3.5
毎週5時に日テレでアニメの再放送がやっていた。

少年としてはありがたいことに毎週5時には名作がつぎつぎと再放送される。ルパン、ベルばら、そして「はいからさん」である。少女マンガだからとかいう好き嫌いを言わない子供だったので楽しく見させていただいた。そのときに僕の性向ができたのかもしれないと思っている。

つまり「シリアス」より「コメディ」が好きだということだよ。うん。

たしかにその後も好きな少女マンガというと「ときめきトゥナイト」や「いたずらなkiss」「純情クレイジーフルーツ」に「やじきた学園道中記」どちらかというとコメディが強いものだった。うん、萩尾望都なんかは好きではなかったのよ。あ、ガラスの仮面より「怪盗アマリリス」が好きだったし。

で当然その元を作ったのは「はいからさんが通る」だよ。大正ロマンに相まって大好きな作品なの。

それがリメイクって。しかも平成も押し詰まった2017年。知らなかったよ。いいおっさんなのにさっそく見てしまった。

感想。早すぎない、展開。蘭丸全く活躍してないし。紅緒もそこですぐその気持ちになるって感じだし(感情の起伏がうすっぺらい)。もう超高速はいからさん。

いやいや、文句をいうのはやめよう。今見ると多少古いんじゃないのって言うコメディ味付けも僕にはちょうどいい。そこは満足だし、蘭丸もユニセックスで好きキャラです。牛五郎が全く活躍してないのはさびしいけど。

でいよいよ満州に行くで前編はエンド。さあ後編は満州だ。楽しみ楽しみ。イケメン祭りなんでおっさんが見るのはどうかと思うけど、そんなの関係ないからな。
ろく

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