にゃんこむ

劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~のにゃんこむのレビュー・感想・評価

3.7
「元始女性は太陽であつた。真正の人であつた。今、女性は月である。他によつて生き、他の光によつて輝く」平塚らいてう

BSで放送していた録画を視聴。
10年前くらいに原作を読んだことがあります。

原作は8巻なんですが、内容が濃い。前後編に分かれていますが、それでも原作で印象的だったり、面白かったりしたシーンが端折られていたりするので、ちょっと残念。

あと、蘭丸ってもう少しなよなよ~っとした感じの、細くてほぼ女の人みたいな声っていうイメージだったので、個人的には梶裕貴さんだと発声良すぎてイメージと違う気がします。

昔の繊細な少女漫画の線と、現代アニメのパリッとした作画に色使いってあんまり合わないな~と思って見ていましたが、だんだん慣れました。

それにしても少尉ってこんなに完璧超人でしたっけ。家柄も良く、容姿端麗、女性に優しく、職業も固く、家族思い。現代アニメには無い男らしさを感じます。

後編は原作では描かれなかった幻のシーンがあるらしく、とても楽しみです。
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