『スタンド・バイ・ミー』監督&ニック・ロビンソン主演でも日本未公開の"若者ドラッグ注意喚起"映画。
……真面目過ぎて最後まで説教臭いせいか終始ノリきれず。「それで薬中が克服できるなら苦労しないって…」な急な更正と、取って付けたような父と息子の和解の件に脱力するが、(脚本がロブ・ライナー監督の息子で実話ベースの物語とのことらしいので…)監督親子の熱い想いが上乗せされているせいだろう。
当事者にとっての感動話が万人ウケすると思うなよ!──ってツッコミ入れたくなる典型例でした。
(本作のニック君の役を、かつてのリバー・フェニックスが演じていたなら傑作だったかも……と脳内妄想しながらの鑑賞でした)