目を引くジャケ達と“ブニュエル”って名前がやたらと興味をそそり、一時期ハマりつつあった監督作品。
あまりに難解故、録画しつつも放ったらかし状態だったけれどココに来て再燃。
いやいややっぱり難解！と言うかもはや監督の変態性とか“癖(へき)”めいたものさえ見え隠れする。いや隠すこと無くさらけ出してる！笑
とことん風刺が効いてて、嫌悪感すら催す程の描写の数々。極めつけの「最後の晩餐」を文字通り額縁に収めたかのようなあのカットは如何なものか。但し、同時に頗る芸術性を感じるものだからまた厄介。大きな心とある程度の知識を持たないと到底理解出来ないし受け入れ切れないのかなあ、、、
もはやピリディナをどん底まで落としまくるが如くの全ての登場人物をとてもじゃないけど誰一人好意的に見れなくて。
当然レビューも掘り下げ不可能だし、表面的な感想をつらつら並べる事しか出来なくて。
ただ、難解故、逆に攻略したくなる妙な中毒性を感じる監督作品だった。
