タリーと私の秘密の時間のCookieのネタバレレビュー・内容・結末

今の時代の子育てそして母親の現実をここまでリアルに描いた映画って実はあんまりなかったんじゃないかな？？
三人目が生まれてさらに忙しくなって、兄が出産祝いにと紹介してくれた夜間シッターが家に来るようになる、というストーリー。シッターのタリーは若くて優しくて、赤ちゃんの面倒をよく見てくれておかげで主人公は少しずつ前向きになっていく、という展開だけれど、最後に実はタリーは主人公が脳内で作り上げた妄想上の人物だったというオチ。
タリーは主人公にとっては理想の子育ての助っ人であり、かつて(結婚前、出産前)の自分の姿でもあるんだな、、
子育てにおける責任感や、プチイライラの積み重ねが母親だけにのしかかってしまう現実をうまく描いていた。