たそしだ

運命のボタンのたそしだのレビュー・感想・評価

運命のボタン(2009年製作の映画)
1.4
宇宙人的な存在も人間的倫理を気にするんすか?!

「人間の一生は箱から始まり箱に終わる」

ハリウッドで『世にも奇妙な物語』やったらこんな感じ。それ以上でもそれ以下でもない。そして完全なる謎オチー!とんでもSFに丸投げー!せっかくお金使ってるので脚本にも割いてほしかった。どういうことやねん…。フラストレーション溜まった人はハリウッド版『世にも奇妙な物語』の上位互換としてnetflixの『ブラックミラー』見ようね。

あらすじ
お金に困るノーマとアーサー夫妻の元に、ボタンの入った装置が届く。日を同じくして顔に大火傷を負った男がノーマの元にやってきて「ボタンを押せば100万ドルを手に入れられる。しかし代わりにあなたの知らない誰かが死ぬ。24時間以内に決めてくれ」と選択を迫る。二人は結局ボタンを押すのだが…。

良かったところ
・自身の足に障害のあるノーマが謎の男スチュワードに「愛を感じた」と言ってスチュワードがちょっと動揺するシーンはよかった。予想外でしたが。だって前のシーンで「顔の怖い男」とか言ってたノーマだよ(ツッコミどころ)。
・アーサーが謎の水に入るシーンのゆらゆらする水は面白かったです。正解だった…?の??家が水浸しになるのもわけわかんなくて笑いました。

悪かったところ
・全体的に意味がわからない。てゆうか、映画作った人もこのオチ特に意味とかないような…?
特に楽しめることもなく、意外な気づきがあるわけでもなく、だらっと時間を持っていかれる映画です。
たそしだ

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