恵比寿ガーデンシネマにて
ピカソの友人でマティスの最後の弟子、ビートルズもウォーホルもウッディアレンも憧れた盲目の天才画家カミンスキー!!…なんていう人は存在せず、完全に空想上の人物だったりする。
かなり図々しいジャーナリストと偏屈じいさんのロードムービーなので見る人をかなり選ぶ映画だと思った。美術の道を諦めライバルにも追いつけず恋人にも捨てられ…もう自分には何もないと思っている主人公の再出発と、カミンスキーの見た少し残酷な現実
「人生は大半が浪費だ」
一瞬しか出てこないが強烈な存在感のドニラヴァンの台詞が印象的