kamakurah

天才バレエダンサーの皮肉な運命のkamakurahのレビュー・感想・評価

3.5
第29回東京国際映画祭コンペティション作品。
カメラワーク、スピード感に圧倒される新感覚のロシア映画。天才と称され名声と罵倒とに翻弄されたバレエダンサーのキャラクターデザインが秀逸。ワレリー・ゲルギエフが本人役で登場することで虚構と現実の境が曖昧になり、実在のダンサーの生涯を追っているような鮮烈な印象をもたらした。
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