はならび

天才バレエダンサーの皮肉な運命のはならびのレビュー・感想・評価

4.7
バレエの天才がバレエをどれほど愛して生きたのか、バレエ以外の人生の出来事なんて全て些細な退屈凌ぎでしかなかったような、彼のバレエへの執着と命をかけて踊るダンスからの終わり方がとてもよかった
身体的苦痛や破滅を伴うことは自明なのに、それでもなおやらずにはいられない
終始とんでもない人でなしに見える主人公が最後にはきっと一人の天才として輝いて見える、そんな良い映画だった 日本語タイトルよりロシア語タイトルのシンプルな美しさが好き
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