はならびさんの映画レビュー・感想・評価

はならび

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映画(420)
ドラマ(0)

来る(2018年製作の映画)

4.3

最強のクリスマスエンターテイメントだ… 殴ったりタックルしたりラーメン啜ったりファブッたりする松たか子がありえんカッコいい、テクノ法要みたいなノリでいろんな宗派のお祓いが見れてそれだけでアドレナリン>>続きを読む

プレイタイム(1967年製作の映画)

4.5

ウォーリーを探せ並みにユロ氏を探せになっている 初期に比べると個人のパフォーマンスよりも舞台のギミックで魅せる感じになってきて、スケールが大きい!(でも個人の動きが良い) 最近の元ネタユーロスペースの>>続きを読む

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

4.0

カラー作品になった途端ロイ・アンダーソンのようなツッコミのできない不思議な雰囲気になって驚く 時間差で口笛を使うのムッチャいい

ぼくの伯父さんの休暇(1952年製作の映画)

4.3

道具を使った小ネタもすごいけどそれを実現できる身体能力がすごい、体を動かすセンスが良すぎる 花火と爆音再生のお祭り感が半端なかった、後半からの盛り上がりが異常

のんき大将脱線の巻(1947年製作の映画)

4.3

フランソワの愚直な性格がとても良い、アメリカ式の配達!耳にバナナつまってんのか?の有名なアニメ画像みたいなショットがあってそれだけで好きになった 自転車のシーンどうやって撮ってるんだろう大事な手紙は待>>続きを読む

コンクリート・ジャングル(1960年製作の映画)

4.2

女性に指輪を買うために、盗んだお金のうち手元に500ポンド取っておく(これが証拠になって捕まる)主人公の決めきらない感じ、野菜畑を掘り返す結末(これほんとに愉快で好き)、画面いっぱいに顔のアップを使っ>>続きを読む

ムトゥ踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

4.5

人間も動物もみんな踊り出す、観る麻薬だった インド式の人差し指たて(ビシッと音が鳴る)、多用していきたい

(2018年製作の映画)

3.4

モラトリアム人間アレルギーとコンプレックスで発狂しかけたけど銃を手に入れて村上虹郎がテンション上がると壮大な音楽がぶち流れるのメッチャ面白かった あと村上虹郎さんの右手中指に指輪はめることにした衣装さ>>続きを読む

斬、(2018年製作の映画)

4.3

響く刀を打つ音と、木刀が空を切る音の清涼感のある冒頭に比べたら、悪鬼羅刹と化す終わり方の一点の仕方 剣技のやり取りと命のやり取りの間に横たわる重い断絶 時代劇はあまり見ないからバストアップの多様と聞き>>続きを読む

正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

4.3

ホン・サンス、並び立つ人や向き合う人の関係や雰囲気がとても良いなー
既婚者なのにあなたと結婚したいとかいう人、本当に嫌な感じと思いつつ、「ちょっと寂しいと言われたのがとても嬉しくて」と零す監督はすごく
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クレアのカメラ(2017年製作の映画)

4.4

ホン・サンスの映画はどういう態度で観ればいいのか分かりかねる クレアの写真がつなぐ人間関係 散々な目に遭いがちだけど宝だと褒められる瞬間は本当のことに感じる それにしても本当に美しいなキム・ミニ

不滅の女(1963年製作の映画)

3.8

いろんな人が現れたり消えたり、女性の謎だけではなくてトルコという国の不思議な謎に包まれるような 常に他人の視線やスクリーン越しに私を見る視線でずっと緊張感があって、どうして人は謎の美女の秘密を暴きたく>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.5

ムツゴロウさんだと思ったらさかなクンでもあったニュート・スキャマンダー、とにかく最高

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.5

爆発、大雨、水道管の破裂、転がる死体の派手さと孤独で安心できない道無き道をただひたすら走る緊張感の静と動のメリハリがすごかった 十字架も異教の神には勝てないし、蜘蛛の糸も最初からなかった

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.6

個人から世界へ、そして個人へ
表情の見えない彼は何を思うのか、そもそも果たして中身は本当に彼なのか
世界の終末について語るシーンで室内に流れる音楽と語りがうまい具合にラップみたいになってるのが面白かっ
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ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(2018年製作の映画)

4.0

ハイレボ1より更にカオスでおったまげたけどアネモネとドミニクが、アネモネとエウレカが一緒に戦う姿が見れてもうそれだけで満足した 並行世界の演出がすげーうまかった

まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

4.8

現実と妄想の世界が主導権を取り合って、圧倒的な現実の前に妄想の世界の住人は元の世界へ戻るけれど、主人公も最後はそちら側の世界に住むことを決める、個人の勝利のような感じすごくよかった 映画全体の華やかで>>続きを読む

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.2

寝ても覚めてものエッセンスが色んなところに散らばっているなと思った 冒頭の不自然な会話の始まり方の違和感もいつのまにか消え去って、この人たちの感情はどこに向かうのだろうってずっとのめり込んでいた 人間>>続きを読む

水の中のナイフ(1962年製作の映画)

3.6

オープニングでは車のフロントガラスが反射して人物の顔が全く見えないのに、タイトルが終わると反射がなくなって人物の顔がはっきり映る演出に痺れた、そして水の上を走るシーン!あなたも努力すればなれるわよ、の>>続きを読む

心魔師(2018年製作の映画)

5.0

オカルト、都市伝説、閉ざされた街、山奥にある療養所、おじさんミーツガール、もう好きな要素しかない上にストーリーがシンプルでうまくまとまっていて結末までずっと楽しく観れた 左右対称の画面が多くて異様な>>続きを読む

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

4.8

ごっこ遊びのような真面目なお芝居みたいな時間がずっと続いて(しかも唐突にはじまる)、行動と流れる空気の重さのギャップがとても良い 映画の最後に流れるエルヴィラの独白の声の物悲しくもある優しさと、そこに>>続きを読む

第三世代(1979年製作の映画)

4.2

惑星ソラリスについて「映画は1秒25枚の虚構だ」と語る、「理解してる?」「努力はしてるさ」、階段からの落下、床に捨てられた薬を舐める女、密会は日本料理店で、投げ交わされる書物 映画館を出たら渋谷の街に>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.8

眼鏡をかけた人の瞳が度入りレンズで歪んでいて作画の丁寧さになにより感動した
両親から祖母、そしておっこへ受け継がれる言葉が繰り返されるごとに涙腺を刺激されてばかり
児童労働や小学生に言わせるセリフに
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天才バレエダンサーの皮肉な運命(2016年製作の映画)

4.7

バレエの天才がバレエをどれほど愛して生きたのか、バレエ以外の人生の出来事なんて全て些細な退屈凌ぎでしかなかったような、彼のバレエへの執着と命をかけて踊るダンスからの終わり方がとてもよかった
身体的苦痛
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.8

吉行淳之介の小説のような、女性を軽視している、まるで商品の一部としか思っていない男が、徐々に女性に主導権を奪い返され、最後には完全に転覆する構図が良かった アルマの表情が神がかっていておそろしい

ザ・マスター(2012年製作の映画)

4.1

フレディとランカスター、会うべくして会った二人が、互いのかけがえのない存在になって (それは性別や職業やこれまでの行いに関係なく)、結果として離れることになったとしても人生にとって意味のある時間を過ご>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.6

IMAXにて
とてもうまくできた映像でもたまにぎこちなくなく動くところを見つけて安心してみたり、液体が揺れるくらい(たぶん)の音響に脳を任せてみたり、HALの明滅にゆらぐ一瞬を見出してみたり、大画面で
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他人の家(2016年製作の映画)

4.8

正方形に近い画面で人物を中心にした左右対称の構図、鏡や水面に映る人々、人物ただ一人をものすごく引きで撮る、わずかな隙間から盗み見る他人の逢引

夫婦の会話シーンは同じ空間で行われているのにカメラが一人
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恋多き女(1956年製作の映画)

3.5

祭り騒ぎのフランスはいいな
夢が終わって人生が始まる

大いなる幻影(1937年製作の映画)

4.2

その時のためにあらかじめ別れの挨拶を済ませるというのは切ない
ボアルデュー伯爵がひたすら気高かった

ゼロ地帯(1960年製作の映画)

4.5

騙す/騙される、支配する/支配される関係が二転三転していくそのパワーバランスの描き方が絶妙だった 人がビッシリ敷き詰められたベッドの様子は本当の地獄のようだった

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

消えた美女を追って世界に隠された暗号に挑み、謎が謎に繋がり主人公はドンドン神秘へと導かれていくけれど、終盤間近で元カノに会って「私は努力していたもの、これからも頑張るわ」と言われたとき、これはそういう>>続きを読む

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.4

幸せの絶頂と不幸のどん底がジェットコースターのように流れて行って、ただアイリーンの純粋さだけは変わらなくてたまらない「綺麗だな、おめ」につきる

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