このレビューはネタバレを含みます
有名どころの俳優ばかりで皆さんの演技は素晴らしいものでした。しかし登場人物が多いことによる弊害がありました。それはキャラクターの情報です。全体へまんべんなくスポットライトを当てようとしているため、１人に与えられる時間があまりにも少ない気がしました。最後の展開からして、全体が主役であるべきです。しかし名前と顔が一致しない人もいました。区別がつかないというのは推理物語にとって致命的ではないかと思いました。
ただ、物語自体はとても面白かったです。登場人物一人一人が放つ言葉には深い意味があって、何気なく言ったことも伏線となっていたので、見返すと1回目とは全く異なる視点で映画を観れるのではないかと思いました。
