このレビューはネタバレを含みます
アップリンクの2,980円で3ヶ月見放題で見ることができた作品。
彼らの迫害の歴史を初めて知った。自分の生まれに誇りを持てと言われても、それが他人から蔑まれたり忌み嫌われるものだったら?
もちろん時代背景もあるだろうとは思う。この映画の舞台である1930年代と今とでは、差別に対する人々の意識も変わって来た。でも、自分自身のことを考えたとき、本当になくなったと言えるか。
周りから植え付けられたイメージや先入観で他人を「自分とは異なるもの」とするのではなく、自分の目で確かめることを忘れず生きていきたいと思わされた。
サーミ語を話せる役者なんてどうやって連れて来たのかな〜と思ったら主人公と妹、老年期の主人公みんなサーミ人だった。