I AM ERICA
東京国際映画祭7作目。

フィリピン人とアメリカ人のハーフ、アメラジアンについての問題を描きます。

アメラジアンという存在について、全く知りませんでした。アメリカ軍の駐留によるアレコレは、日本にも通ずるものがありますね。

アメリカ兵の父と売春婦の母を持つエリカは、合ったことの無い父を求め、アメリカを夢見る27歳。
持ち前の美人な顔をいかして、CM女優をすることができている。
実母のローザは嫌悪しており、すぐそばに住んでいても、育ての母に顔を出すよう言われても、行きたくない。
知らされていた父・ジョン・ベリーと連絡をとって、ついに彼と対面することになったけれど、出生証明書にはペリーなる別の男の名が。
アメリカへ行くため、ベリーに娘と偽ったままで日々を過ごしていくが……。


アメラジアン、父親を探す人たち。
問題の一端を垣間見ました。
難しい問題ですね。

• #東京国際映画祭2016

東京国際映画祭で鑑賞

フィリピン人とアメリカ人のハーフであるアメラジアンについて描いた作品。

自分の父親は誰なのか探す過程の中で、自分という存在についても考えるというもの。

監督がイケメン、エリカ役のベラ・パディーリャもお美しかったです！

アメリカ人基地の兵士とフィリピン人の間に産まれたハーフはアメラジアンと言いフィリピンでは社会問題となってるそうだ。それは日本人とフィリピン人との間に産まれたジャピーノとも通じる問題で、フィリピンの貧困ゆえに生まれてしまう問題なのだ。

はたして自分は何者なのか？父親は誰なのか？そうした自分探しはこうした境遇だとより深刻なんだと思う。そんな主人公エリカの前に父親かもしれないジョンが現れる。
もちろんエリカの中ではさまざまな葛藤が描かれるのだが。。

来日されたエリザベス・オロペサさんはフィリピンではとても有名な女優さんとのこと。
ソウ・レイエスさんは日本がすごく気に入ったらしく神宮の半纏を！古着屋CHICAGOで買ったんだとか（笑）映画の内容に反して出演者はとても気のいい親切な方々でした。