backpackerさんの映画レビュー・感想・評価

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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.0

"味噌"……?

社会風刺の皮を借りて、種としての人間の罪業を見せつける作品。
思い出されたのは、『エヴォリューション』(2016年 監督: ルシール・アザリロビック)と『鈴木さん』(2020年 監督
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BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-(2024年製作の映画)

3.0

BANGER!!!試写会GAGA試写室にて鑑賞

【雑感】
メチャクチャに尖った方向性・世界観をベースにした作品で、見る者を選ぶ作品でした。

開幕は正直とっつきにくく、展開とCGアニメーションと声の
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HOSHI 35 ホシクズ(2023年製作の映画)

2.0

クラウドファンディング出資者として、無事映画が完成・公開されたこと、大変嬉しく思います。
平成特撮作品に親しんだ身としては、往年のメンバーが登場し"怪獣との対話・心の交流"というテーマに挑む姿勢も好ま
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.0

映画『ザ・クリエイター/創造者』IMAX全国最速試写会にて鑑賞

【短評】
鑑賞後の頭の整理中「本作は『レミニセンス』類似案件では?」と気づきました。要は「トレーラーの出来の良さから"時代を代表する黒
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

賛否両論あると耳にしましたが、私は最高に楽しみました。
間違いなく、DC映画の歴史に名を連ねる傑作ですが、惜しむらくは、数多のゴタゴタが影響し公開が遅くなったことでしょう。もし、本作がMCUのマルチバ
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はこぶね(2022年製作の映画)

4.5

"窮屈で、美しい、この町の中で"

近年、身体障碍を取り扱った傑作映画の豊作期が到来しています。
私が潮流を意識したのは、2021年の米アカデミー賞にて、ハリウッドリメイク版『Coda愛の歌』が作品賞
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.0

幼少期の映画原体験と呼べるものの一つに、インディ・ジョーンズシリーズがあります。
劇場で初めて見た映画が『ドラえもんのび太の宇宙漂流記』、VHS録画を見た記憶があるのは『ゴジラVSデストロイア』(今思
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

【備忘】
ゲームプレイ映画としては100点満点最高峰。もっとも、劇映画としては落第点。
平面的な2D横スクロールアクションゲームの世界を、3Dアニメーション映画にするとこうなるという、ゲームの映画化に
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日の丸~寺山修司40年目の挑発~(2022年製作の映画)

3.0

"鑑賞後、漠然は確信に変わるー"

【備忘】
インタビュアーは、道行く人々に対し唐突に話しかけ、自らの身分がどこの誰それであると名乗りを上げることなく、矢継ぎ早に質問をぶつけていく。
「日の丸と言った
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.0

ミニシアター系小規模邦画におけるプチブームとして、日常にSF要素を混ぜ込む”少し不思議"系の物語が流行してからはやいくとせ。
中でも多く取り扱われる題材が、〈タイムスリップ〉〈タイムループ〉〈タイムリ
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.0

昔シネマカリテで見た『エヴォリューション』と同じで、個人的に好みではなく鼻白んでしまう類の作品でした。
各種映画情報発信媒体が「大友克洋の『童夢』への北欧からの完璧なアンサー」との趣旨で好評記事を出し
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メランコリア(2011年製作の映画)

3.0

美しく幻想的な不気味さ。

デンマークが生んだ鬼才ラース・フォン・トリアー監督が、鬱病のどん詰まり後に展開した”鬱三部作”の2本目にして、観客の度肝を抜いた究極のメランコリック・ディザスター映画。
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

2.0

長き黒鼠の呪縛より解き放たれた”黄色い熊さん”が、地獄の底からやってきた!
百エーカーの森に巣食う魔物と化した”黄色い熊さん”が、人間社会を恐怖のどん底に叩き込む!

ーーー【あらすじ】ーー
青年にな
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.0

ミッション・インポッシブルシリーズ第7作PART ONE

プロデューサーのトム・クルーズが、自殺と紙一重の超絶アクションスタントをする姿を堪能する、不思議なシリーズ最新作(2023年7月現在)。
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.0

︎『ロッキー』シリーズスピンオフ『クリード』シリーズ第3作

【作品情報】
公開日   :2023年5月26日(日本)
作品時間  :116分
監督    :マイケル・B・ジョーダン
製作総指揮 :セ
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.0

︎『ロッキー』シリーズスピンオフ『クリード』シリーズ第2作

【作品情報】
公開日   :2019年1月11日(日本)
作品時間  :130分
監督    :スティーヴン・ケイプル・ジュニア
製作総指
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.0

◾︎『ロッキー』シリーズスピンオフ『クリード』シリーズ第1作

【作品情報】
公開日   :2015年12月23日(日本)
作品時間  :133分
監督    :ライアン・クーグラー
製作    :シ
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渇水(2023年製作の映画)

3.0

「流れを変えてみようと思ったんだ」

身近にある当たり前の必要性を思い返させる、静かな良作。
複数の社会問題を内包したドラマは、心を殺して生きてきた水道局職員・岩切(演:生田斗真)の変化を軸に描かれま
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怪物(2023年製作の映画)

3.0

【備忘雑感】
物事は、一面的には、語れない。
怪物とは、自分であり、他者であり、世界であり、そのどれでもない。
シングルマザーの麦野早織(演:安藤さくら)、新人教室の保利道敏(演:永山瑛太)、早織の息
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.0

"有害なほど利己的で、破壊的にナルシスト。
落ちぶれた元ポルノスターが夢見る大迷惑なサクセスストーリー。"

アメイジング・不良中年・ストーリー!

口先の魔術師、無一文のホームレス、ポン引きのロクデ
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食人族(1981年製作の映画)

3.0

「食人族は誰なんだ」

ファウンド・フッテージ・モキュメンタリーと呼ばれるジャンルの先駆けにして、イタリア残酷映画の金字塔。まさかの4Kリマスター無修正完全版で劇場公開!
「これは映画だ」と理解してい
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県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.5

"やくざ社会にどっぷりつかって這いずりまわるこいつも刑事"

笠原和夫脚本において、68年『博奕打ち 総長賭博』73年『仁義なき戦い』『仁義なき戦い 代理戦争』に並ぶ、ヤクザ映画の金字塔。
任侠映画か
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.0

"人生なんか、怖くない"

「ボンヤリしないで。うつむいて自分の靴を眺めてる間に、大切な時間は過ぎていくわ。人生に置いていかれるわよ」

垢抜けない女子大生サロールと謎多きセックスショップオーナー熟女
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

フライトパニック映画史、新章開幕!

パニック映画(ディザスター映画)ジャンルではお馴染みの、フライトパニック。必ずしも飛行機内という空飛ぶ密室で全てが完成するわけではなく、空港内で発生する事件や、管
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デスパレート・ラン(2021年製作の映画)

4.0

ジョギング版『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』。

アメリカの病巣にして深刻な社会問題の一つ、銃乱射事件。
本作では、スマホによる通話を用いた変則型のワンシチュエーション映画として、銃乱射事件に
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

2023年上半期の「こういうのでいいんだよ」映画。

ダンジョンズ&ドラゴンズ(以下「D&D」)プレイ経験なし、過去に製作されたD&D映画を観た経験もなし。なんの背景も知識もない身ですが、どんなもんか
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.0

「人は避け難いことに出会うものだ」

イラン。欧米圏(特にアメリカ)との関係がよろしくない、イスラム教国家。
イランのイスラム教における最大宗派であるシーア派には、二つの聖地があるそうです。
一つは、
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メグレと若い女の死(2022年製作の映画)

3.0

『仕立て屋の恋』や『髪結いの亭主』で知られるパトリス・ルコント監督の、約10年の間が空いた新作は、ジェラール・ドパルデューの説得力あるビジュアルも相まって、渋く重厚な人間ドラマでした。

状況を辿り、
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.0

「ただの靴も、誰かが履けば意味が生まれる」

80年代の空気感が伝わる、ギラギラ親父達のパワフルお仕事映画。
「マイケル・ジョーダン、単勝に全賭けだ!」という一人の賭け狂いオヤジの直感に振り回される職
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聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

2.0

【令和最新版】日本漫画原作米国実写化作品

〈備忘雑感〉
「勇敢な行いと悲劇的な最後で記憶される」

まさしく、製作を試みた勇敢さと、鑑賞後に残った悲劇的な"ハズレ感"で、記憶に残る作品だった。
ベタ
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パリタクシー(2022年製作の映画)

4.0

"人生にとんでもないサプライズが乗り込んできた"

「あのキスの味を覚えてる。ハチミツとオレンジの味」

【雑感】
想像通りのいい映画。美しい終活。
主演はフランスの国民的シャンソン歌手リーヌ・ルノー
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.0

◾︎劇場版名探偵コナン第26作

【作品情報】
公開日   :2023年4月14日
作品時間  :109分
監督    :立川譲
製作会社  :小学館、読売テレビ、日本テレビ、ShoPro、東宝、トム
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エッフェル塔~創造者の愛~(2021年製作の映画)

3.0

"愛か、成功か。"

正直メロドラマがそこまで好きではないため、男と女の愛だ恋だ、惚れた腫れたの紆余曲折については、ぶっちゃけあまり心動かされません。「なら最初から見に行くなよ」と言われそうですが、空
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.0

"9.11テロ犠牲者の命を、ドル換算した男がいた"
"あなたの命は、いくらですか?"

・What Is Life Worth?

9.11アメリカ同時多発テロの犠牲者遺族に対し、被害者補償基金への参
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

"変わるモノ。変わらないモノ。そして、変えたくないモノ。"

他の庵野秀明作品同様、賛否両論渦巻く結果となった本作。
初日のレイトショーで鑑賞しますが、見た直後から色々と考えさせられ、評価が難しいと随
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The Son/息子(2022年製作の映画)

3.0

"完璧な親はいない。そして、完璧な子供も"

心動かされる内容ながら、第二幕クライマックスの"医師と家族"のシーンで呆気に取られたあまり、消化不良なまま終わってしまった印象です。


導入部の第一幕か
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