このレビューはネタバレを含みます
日本でも有名なある企業を相手取った営業マンの告発ドキュメンタリー映画。
ドキュメンタリー映画は、関係者へのインタビューしかないようなものもあり、説明口調になりすぎるとつまらなくなるパターン。
その点、この作品はその映画自身の製作の過程自体も描いているのでとても観やすい。
ラストまで何かが解決することはない。
つまりまだ未解決ということ。
映画本編でも実名で企業が名指され、「ネ◯レ 粉ミルク」で検索すると色々出てくる。
そういった問題提議の役割を果たしている点でもこの映画の意義は大きい。
2017年32本目