国境の町に流れ者ジョー(クリント・イーストウッド)が現れる。町ではロホスとバクスター保安官が対立していた。ジョーは両者に取り入り欺き、彼らをかく乱する。そして、ライフルの名手であるラモンと対決することになる。
セルジオ・レオーネ監督のマカロニウエスタン。
ストーリーは黒澤明監督の「用心棒」そのままだが、よくできてて面白い。
オープニングの音楽と、あの雰囲気が堪らないし、典型的なワルに美人が出てくるわかりやすさも魅力だ。
始めて観たときは、冒頭の拳銃目線の早打ちのシーンに痺れたものだ。
そして、傷ついた主人公が起死回生の逆転劇で相手を追い詰め、1発の銃弾で決着をつける演出は素晴らしい!