映画好きで知られる齊藤工の長編初監督作品。
嫌気がする父親の葬儀で語られる自分の知らない父の姿。弟に父は良い人だったと思わせようと兄が仕込んだのではとずっと思っててラストで観客にだけ明かすのかと思った。が、普通に涙する弟であった(笑)
葬儀なのに意外と笑えるシーンがある。個人的にはあまり笑えなかったが、あれアドリブなんだろうなーと思えるところ多数(笑)安定の面白さの佐藤二郎(笑)
葬儀という儀式が故人を偲び、死に対して区切りをつけるためのものであると改めて感じた。
もっと変なこと考えずに観ればこの映画の良さがわかったのに、なんであんなひねくれたことを考えてしまったのか。自分でも謎だ(笑)