ジョーダンピール3作目!
ホラーというから見てみると、案外そうゆう話でもなかった気がしました!
黒人差別をテーマにしたホラーものである。
こう上手く、黒人差別を皮肉的にというか、視覚的な潜在的に表現した展開やストーリーに先ずは度肝を抜かれました!
最近は映画としてこういう社会的に話題であったり問題になっているテーマが混まれているととても、良作なんではないかと思ってしまう。
今作は黒人差別がテーマ。
ただ、歴史物にあるようなあからさまな差別になっているのではなく、とても陰湿に描かれています。日本人にはわかりやすい気がする。本音と建前があからさまに異なる。
その本音の部分が何か!そこには黒人を買う奴隷にするといった表現が脳を交代して、身体を変えるという表現をした今作。
何故黒人をそうするかは遺伝子的に高等種族だからと言っていたが果たしてそれも本当なのか。。。
前半の謎の5〜6個の伏線もあーあれよあれよと回収されてとても物語的にもよかった〜
この黒人VS白人だけかなと思いきや、黒人同士でも話が通じない構造になっているのも今回は意外に味噌で、黒人同士でも信じてもらえないという見事な演出もあっぱれでしたね。これがあることで完全に黒人VS白人という構造をしているのではなく、黒人同士でも馬鹿にされることや信じてもらえないことはあるんだというのを表現したのは大きかった気がした。
最後のシーンは撃たれて欲しかった或いは真っ先に疑われて欲しかったなとも思ってしまった…
ここまでこうゆう黒人差別を謳うならね…
いやぁ〜ジョーダンピールなかなかやね!
社会問題×ホラー映画を見事に組み合わせている…
これで低予算なんかよ…
日本映画予算のレベル低すぎないか…
チェケラー