ゲット・アウトのbibooのネタバレレビュー・内容・結末

洗脳監禁脱出系はいくつもあるけど、ジョーダンピールは自分の境遇だったり社会風刺が混じってるところと、エンターテイメントとして魅せようとする意識がしっかり感じられるから冷めずに見られるんだと思う。驚かせるタイミングはケレン味たっぷりだし、ある程度の展開も読めるんだけど、音楽と編集のセンスがあるから良い作品だと思わずにいられない。軽快で心地よい音楽と薄気味悪いBGMのギャップがまた気持ち悪さを掻き立てる。あと脚本監督を手がけた初の作品だと思えば、彼のステップアップに期待が高まる素晴らしい一作目である。

てかダニエルカルーヤの演技もすごすぎて何なの。なんでオスカーの男優賞取ってないの。