あおい

ゲット・アウトのあおいのレビュー・感想・評価

ゲット・アウト(2017年製作の映画)
3.1
それは差別か?羨望か?

色々と話題になっていたミステリー?スリラー?薄気味悪く、後味の悪い映画でした( ^ω^ )

◎ストーリー
黒人のクリスは、白人の恋人の家族と会うのを怖がっていた。差別や偏見の的にされないだろうかと?
訪れた彼女の家では、思いのほか歓待されるのだが、屋敷には黒人のお手伝いがいて、何やらクリスを見る目がおかしいのだった…

漠然と黒人差別が関わってくる話やとは知ってましたが、こういう感じできたか。差別には変わりないけど、奴隷とかそういうのっていう訳でもない、考え方の盲点をついた作品。まぁ奴隷と言って差し障りない気はしますが( ^ω^ )

序盤から不穏な雰囲気ムンムンで、鹿轢いたりといやぁな始まり方。はじめは、みんな鹿の精霊かなとか意味わからんこと思ってました( ^ω^ )彼女以外の白人が露骨に感じ悪いのも、なんかいや。まぁ良い人なんていないんですけどね( ^ω^ )

そうこうしてたら彼女の家へ。お手伝いおばさんや爆速おじさんなど、どこかおかしい黒人がいて、黒人好きと言い張る父親がいて、ティーカップかちゃかちゃする母がいて、キチガイ兄がいてと、さながらバイオハザード4です( ^ω^ )

写真撮ったら鼻血出たり、おもむろに泣き出したり、??なシーンが続き、勝手な想像に拍車がかかります( ^ω^ )

退屈さもありながら観てたら、どんどんやばい方向へ。ビンゴ始めたり、地下室入ったあたりのゾクゾク感が凄まじかった。気の狂った人はどこにでもいるんですね。

結局最後まで、謎が謎を呼び、ラストへ。盲目の人じゃなかったっけ?とか催眠術の仕組みは?とかかなり疑問点は残りますが、なんかその特有の雰囲気で押し切る感じ。最後まで見たとき、今までのクリスに対する言動がつながっていき、また新たなゾクっを呼び起こします( ^ω^ )

てか、TSAの友達有能すぎた( ^ω^ )ほんで、家族強すぎた( ^ω^ )

まじ有り得へん話やけど、無理やり納得したらこんな感じかなぁっていう映画。いやぁな気持ちになるので、あまりオススメはしないですね( ^ω^ )
あおい

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