映像:⭐️⭐️⭐️
音楽:⭐️⭐️⭐️
ストーリー:⭐️⭐️⭐️
泣ける:
笑える:
怖い:⭐️⭐️
ためになる:
ほほお…
【あらすじ】
クリスは彼女のローズの実家に招かれるが、なんだか気乗りしない。クリスは黒人、ローズは白人で、もしかしたら両親にそのことをよく思われないかもしれないからだ。
しかし実際行ってみると、両親はクリスをとても快く受け入れてくれた。ただ、使用人がみな黒人で、しかも何だか異様な雰囲気であることにクリスは違和感を覚える。
そして極め付けはローズの実家で開催された、資産家の白人が集まるパーティーでの出来事。
使用人の黒人青年がいたが、目が虚で何だか異様な雰囲気だったため、クリスが興味本位で彼をカメラで隠し撮りしようとしたらフラッシュが焚かれ、彼に気づかれてしまった。その瞬間、黒人青年が叫んだ。
GET OUT!!!
【感想】
幽霊が出てくる訳でも、モンスターが襲ってくる訳でもない。若干痛いシーンはあるものの、SAWほどでもない。なんならB級感満載の催眠術シーンすらあって、興ざめする瞬間もある。そして伏線が沢山あるので、なんとなくオチも予想できる。
なのに、ぞわぞわっとする。
何にぞわっとするかというと、黒人使用人の役を演じた3人の俳優が、恐ろしいほど不気味な演技をする。まさに心ここに在らず、の。それがぞわぞわっとする。
低予算、伏線に拘ってる、人種差別問題をホラーサスペンスジャンルで扱ったなど、注目すべき点は他にもあるけど、何よりこの3人の俳優の演技・演出は必見！
