やっぱり音楽は必要だな！
もともとの「ムーラン」が名曲揃いというのもあるかもしれないが、ストーリーラインに大きな変革がない分、そのシーンで音楽が流れないことにモヤッと。
また、若干アクションが安っぽい感じがしてしまった。所々で出てくる不死鳥とか、リアル感が薄くて凧かな？って…笑
また、追加キャラとして魔女というヴィランを用意したけど、その存在に関してもイマイチ必要性が微妙。
典型的な「俺が女に仕事を与えてやってる」タイプの上司（ヴィラン）にいいように使われた可哀想な存在で終わってしまっているし、魔女の魔法以外は結構リアルな中華歴史モノっぽく作っているのに「気」とか魔術とか出てくると若干冷める。
また、ストーリーも大筋がほとんど変わっていなくて、実写化した意味も不明だったな。結局、「男社会・男たちのルールの中で役に立てたムーラン」という約20年前に作られた古い「サクセスストーリー」から脱していなくて、そこもモヤッと。
普通に面白いけどそれはアニメが面白かったからであって、実写の意味はあんまりなかったな。
