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ザ・クライアント 依頼人のumimiのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

今やすっかり缶コーヒーのCMの人のトミーリージョーンズが、やな感じの検事役。

対する弁護士はスーザンサランドン。

クレジットは彼女がトップだけど、実際の主演は11歳のマーク役ブラッドレンフロ。

11歳らしい幼さと、家庭環境のせいで母や弟を精神的に支える強さを持った難しい役を好演していた。

でも、現在42歳の彼の新作を観ることは叶わない。
今作の14年後に25歳で早世している。
あの素敵な笑顔にはもう会えないのかと思うと、とても残念😢

そのブラッドくん演じるマークがとにかく素晴らしい。

11歳のかわいさも、
賢さも、
健気さも、
小憎たらしさも、
ズルさも、
かっこよさも、
やさしさも、

全部良かった。



8歳の弟をと共に”自殺する男”を見てしまったマーク。

その男と関わったことでマフィアに追われ、FBIや検察には証言を強要される。

自分や家族の安全のために弁護士のレジーを1ドルで雇い奔走する。


途中まではまったりと進むので気乗りせずに観ていましたが、マークとレジーが共に行動を始めるあたりから急激におもしろく(決して楽しい内容ではないですが)なりました。


お気に入りのシーンは、警官のクレジットカードで宅配ピザをたくさん注文するところ。
マークといっしょに私までほくそ笑んでしまいました。


最後はちょっと悲しいお別れもあるけど、一応のハッピーエンディング。

トミーリージョーンズ演じるロイも、人の子。
そこまで嫌なやつではないとわかって良かった。
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