りょーこ

女の中にいる他人のりょーこのレビュー・感想・評価

女の中にいる他人(1966年製作の映画)
3.7
成瀬巳喜男に挑戦 第2弾

ちなみに第1弾は『乱れる』

イングリッド・バーグマン主演『不安』みたいだったー

不倫しておいて、勝手に悩んで勝手に落ち込み、妻に打ち明けてスッキリした☆とか…

はぁぁあ?!
ふぁっきん!!!
ちんこもげろ!!!



田代勲は、お人好しで美人な妻、子供2人、母親と幸せに暮らしていた。
のだが、ある日、親友の杉本の妻でビッチのさゆりが殺される。

犯人は勲!浮気をしていたのである!!

が、言えない。。。
でもツラい。。。

そこで勲は、停電を良いことに妻にまず不倫していたことを打ち明ける。
妻はなんとか受け入れた。

が、まだツラい。眠れない。
杉本の優しさが痛い。

なので今度は妻と宿に行き、殺人まで告白する。
もういやだー自首したいんだー

しかし妻は、子供たちはどうなるの?と、黙っていようと懇願してきて……



打ち明けるよ。

浮気していたんだ。
あ、大したことじゃないんだ。
でもお前を騙しているようで惨めな気持ちになるから。

愛してなんかいなかったんだ。
怒らないでくれ。
お前を愛しているからツラかった。

………………………………………。
うむ、逝ってよし。

なんなんこの糞野郎。
ゲロ出るわぁ~

なんで浮気したヤツが悲劇のヒロイン(ヒーロー?)ぶって、悩んでツラくて…ってなるわけ?

てめーのケツはてめーで拭け!!!

っていうか、この内容で何故タイトルが『女の中にいる他人』なの?
原作は海外小説「細い線」だそう。

が、まあラストは良かったです。
『乱れる』もラストは良かったな。

成瀬はラストだけ合う模様w
りょーこ

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