女の中にいる他人の作品情報・感想・評価

『女の中にいる他人』に投稿された感想・評価

Ryoji
5.0
浮気や事故、誰もが悪いわけじゃないけどちょっとズレてる気もする。小林桂樹の罪悪感、新珠三千代の葛藤、夢と現実の混濁がなんか哲学的。
2013/1/28@ロイヤル劇場
2013/1/28@ロイヤル劇場

東宝、モノクロ、サスペンス
監督、成瀬巳喜男
出演者
小林桂樹、新珠三千代、三橋達也
草笛光子、若林映子、長岡輝子、加東大介
藤木悠、十朱久雄、稲葉義男、関千恵子、一の宮あつ子、中北千枝子
伊藤久哉…

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4.0

成瀬巳喜男監督作としては異色か?!
サスペンス映画である。
平和な暖かい家族や日常に起こる事件。

例によって…てかこの手の映画だから尚更に根多バレしちゃ不可ないから核心には触れませぬ。

でもね、…

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AOIBJ
-

成瀬巳喜男監督作。
エドワード・アタイヤのミステリ小説『細い線』を井手俊郎が脚色。
本格ミステリーであり、成瀬巳喜男作品の中ではかなりの異色作であるものの、随所にらしさが見え隠れするあたりがたまらな…

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leyla
3.7

成瀬巳喜男監督にしては異色のサスペンス。原作はエドワード・アタイヤの『細い線』でクロード・シャブロルも映画化しているし、日本で2回ドラマ化されているのだとか。

⬇️以下、ネタバレ含みます。



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O
-

もっと面白くできたはずなのにいろいろ勿体無い

小林桂樹の大根っぷりと新珠三千代の一言発する度に漏れる息継ぎがあるために魅惑的なプロットのわりには拍車がかからない。

タイトルは全然適してない。(女…

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わ
3.2
濡れた道路から始まり、黒の深い画が決まっているのだが、家庭内でとどまっていたサスペンスが事件化し、社会性を帯びてしまうことで、少し無理があってあまりはまらなかった。
エドワード・アタイヤ原作のミステリー。殺人を犯した夫と、その妻の心理という非日常の日々。停電や雷という遮断の暗喩。そして、ラストの妻の決心。本作は3回観ているが、それでも腑に落ちないところがある。

成瀬巳喜男の晩年の作品。

なぜ警察が犯人を特定できないのかが終始謎。
殺人と罪の告白に関する夫婦の物語。

自分本位な夫が憎たらしく、妻に同情していたけれど、人が死んでいることを考えると、妻だって…

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