ken

エイリアン3 完全版のkenのネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン3 完全版(1992年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

最近とあるYouTubeでエイリアン3完全版はそんなに悪い映画ではないというのを知って異様に見たくなり今回初めて完全版を見てみました。

昔にテレビ版はちらっと見た事があった位だったので確かに割りと楽しめた!

どこが追加されたシーンかとかは良くわからないが犬ではなく牛から産まれるとかラストはリプリーからエイリアンが出て来ないという情報は知ったうえで見ました。

結構楽しめたけどやはり色々と気になる点は多いかなという感じだ…
最後はやはり出た方がいいなと思ったし。

●以下思った事箇条書きで。
・オープニングあたりはとてもかっこ良く見えた!
・リプリーは中尉じゃないよな?
・とにかく合成が実写背景と馴染んでいない!
エイリアンが緑っぽかったり紫だったり
いったい誰が編集したんだ⁉
それ以外のデカイアンテナや宇宙船も同じく馴染んでない。
しかし最初の牛から産まれるシーンで四つ足で立って走り去っていくシーンは明らかに他のシーンと違っていたので
後からわざわざ3DCGで作り直したんだろうか?
何のために!?
この完全版はデヴィッドフィンチャーが全く関わってないっていうのもネットで知ったがそういうもんなんだな。
合成や特殊効果はエイリアン2の方が遥かに違和感のないルックでやはりキャメロンのスタッフは優秀だったんだなと納得させられる。
・合成じゃなくても撮影出来たんじゃないかというカットがいくつかあったように見えたんだけど…
・天井や壁を歩けるのは牛(犬)から産まれたからとなってるけどエイリアン2でもそんなシーンあるよ。
・囚人が皆坊主で最後まで名前とキャラが覚えられず誰が誰だか一致しない。
黒人の眼鏡の人は覚えやすいね。
・最後の救護班の着ているスーツ等のデザインがダサい。
・完結感が強くていい。
・世界観がとてもいい。
・倉庫に閉じ込めるや鉛を浴びせるまでの描写がもっと分かりやすいといいんだけど結局何やってるかよくわからん。
・この映画が出来るまで色々と紆余曲折あったようなのでその工程をドキュメンタリーとして映画にしたら面白いかも。

とにかく気になる点は多いが
それでも結構面白く、
改めて自分がSFアクション映画が好きなんだなと再認識した。

最近、面白い骨太SF映画って全くないな。
マーベルとかはSFとは思えないし。
ken

ken