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咲 Sakiのkanaco4月末までお休み中のレビュー・感想・評価

咲 Saki(2016年製作の映画)
2.9
女子高生たちが全国高校生麻雀大会で優勝を目指す青春を描くコミック原作の実写映画化。個性が豊かすぎる色々なタイプの女子高生が大人数でてきて、対局では固有能力を駆使しながら熱く戦い、普段はゆる百合な萌で癒す異色作。コスプレ感は否めないのでそこに目をつむってお祭りのように楽しむが吉😄(139文字)

****以下ネタバレあり&乱雑文****

女子高生たちが全国高校生麻雀大会で優勝を目指す青春を描くコミック原作の実写映画化。個性が豊かすぎる色々なタイプの女子高生が大人数でてきて、対局では熱く戦い、日常パートではゆるい百合でほんわかしながら青春を送る姿を描いていく。美少女萌と麻雀の真剣な駆け引きが合わさった異色作。

咲のもう一つの魅力は、女子高生たちが持つ「能力」バトル。ほとんどのプレイヤーが特殊能力を持っていて、それを駆使して戦っていく。例えば、主人公の宮永咲は「枚局プラスマイナスゼロで和了することができる」「嶺上開花で和了することができる」という能力があるし、部長竹井久は「敢えて悪いほうの待ちを選ぶと和了率が上がる」親友の原村和は「他人の能力のうち自分に対してかけられるものを無効化する」などなど。昔「哲也」という麻雀漫画を読んでも、そして今作を読んでも、まっっったく麻雀のルールが理解できない私でも、この、もはや異能力バトルのような様相にキャッキャして楽しめる。

私はコミックもアニメも全国大会2回戦くらいまでしか見ていない、超にわか。たぶん、にわかだからだと思うが普通に楽しめた。キャラクターがコミック特化造形につき、コスプレ間は出てしまうのは当然で、初めから分かっていることだし、口調や性格や演出も、演技のおっとっと感も、予測できる範囲内。雑多に若手女優がたくさん出る映画として、お祭り的に楽しめた。主人公演じる浜辺美波さんは可愛いです。

本作(インターハイ予選)のラスボスである衣ちゃん、実写でみたら、もはやホラー😂でも主人公の咲も間違いなく怪物。っていうか皆ヤバイ(笑)

ただ、咲を見てみようとした時、コミックもアニメもドラマもあるので、本来1人1人のバックボーンが熱いところを詰め込んで短くなっている、この映画から入らなくてもよいかな??とは思う。

なお、勝手に喋るが、押しは風越女子高校(長野)の福路美穂子さん、押し高校は宮守女子高校(岩手)です(宮守女子高校は今作でてないけど…)🥰でも、全キャラ全力で頑張っていて、青春と麻雀を一生懸命頑張る女の子たちを応援したくなるような作品です🤗