監督はブライアン・フィーで初監督作品。声の出演は「ズーランダー NO.2」のオーウェン・ウィルソン、「夜に生きる」のクリス・クーパー、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」のネイサン・フィリオン、「カーズ2」のラリー・ザ・ケーブル・ガイなど。
迷い込んだ田舎町ラジエーター・スプリングスで、ドック・ハドソンをはじめとする心優しい仲間との触れ合いを経て、自分勝手だった性格を改めたスポーツカーのライトニング・マックィーン。目覚ましい活躍を見せてきたマックィーンだったが、最新型レーサーが次々と台頭してきて苦戦を強いられる。いつまでも第一線にいたいという焦りに駆られたマックィーンは、ある日レース中にクラッシュ事故に遭遇。運にも世間にも見放され、頭の中に引退という文字がちらつく。
シリーズ第3作品目。
3作品目だが、今作が1作品目の続編と言える。
2作目とは違いしっかりりマックィーンが主役に戻っており、逆にメーターの出番は少な目。笑
どんな偉大な人物でも歳をとっていけば、新しい世代に代わられていく。そんなストーリーになっている今作。
新世代が台頭し、マックィーン自身も事故もあり落ちぶれていく。そんな中復活のために試行錯誤するマックィーン。レースで切磋琢磨した仲間達も引退していき、段々と居場所がなくなっていく。
そこまで思い入れがあって観ていた訳ではないが、第1作から観ているとやはり切ないものはある。
ドックがマックィーンにした様に、マックィーンもラミレスをレーサーとして導いた。そんな王道なんだけど熱い展開があるとやはり面白い。
シリーズ最後にして最大に面白い映画。