すいれん

亜人のすいれんのネタバレレビュー・内容・結末

亜人(2017年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

さて、どこから手をつけよう。
原作未読、前知識は予告だけの状態で鑑賞。
ただ死なないだけじゃなく死ぬと肉体ごと再生するのが便利。重症を負うごとに素早くリセット(自殺)・復活の流れがBGMも相まってアガるアガる。
このアイデアだけで面白くなるの間違いなしのところを役者陣がスピードアクションで答えたところが見事だった。
あとあのスタンドみたいなやつ、あんなの出るって知らなかった。CGのクオリテイは文句なしだけど、生身のガンアクションが見応えあったからそこに水をさされたような気がしないでもなかった。それくらいアクションシークエンスが良かったわけだけど。

見かけたレビューに「綾野剛のリロード芸」というフレーズがあって爆笑。
綾野剛のショットガンさばきがパーフェクトにカッコよくてあんなの邦画でもう中々観れないんじゃないか? ハリウッドの大作で観るやつだったよ。

私は佐藤健が嫌いなのだけど、今回は彼の嫌いな部分がふんだんに表れてて「お前死ねよ」「剛、頑張れ」って思いながら観てたからラストに近づくにつれテンション下がったよね。