健多郎

クラッシュ・ゾーンの健多郎のレビュー・感想・評価

クラッシュ・ゾーン(2016年製作の映画)
2.5
北欧からロシアまでを特に意味もなく走り抜けるはなし

キャノンレースの続編らしいですが、前作観てません!
でも冒頭5分ほどの超丁寧なダイジェストのお陰で話の概要は簡単に理解できました
もうこれ前作観なくても大丈夫だな!

よく分からないハゲにレース勝負を売られて何故かノルウェーからロシアまで走ってっちゃう事になるんだけど、もうホントにこいつらがなんで走ってるのか全く分からなくて逆に面白い
賞金が出るわけでもなし、身内だらけなので名誉が得られるわけでもなし、人質を取られてるわけでもなし…
主人公のロイさん、出所して仕事を斡旋してもらったばかりなんだからレースなんてせず真面目に出勤したほうがいいのでは!?

スコアは微妙な感じですが見どころはちゃんとありました
氷上を走るシーン、迫力はそれほどでもないですが、氷を破りながら前進する大型船と並走するのでハラハラ感はなかなかのもの
船と車の並走という画も珍しいですね
ワイスピ8に先駆けて氷上のカーバトルを描けたんじゃないかな!?(迫力では絶対に敵わないけど)

意外とコメディが多かったのも良かったですね
そのコメディ要素の9割を受け持ってるのがバカ警察というのも素晴らしい
中破してオープンカー状態のパトカーでロシアを走行して漫画みたいにカチコチになってるのは大笑いしました
健多郎

健多郎