【2017年107作目】
特捜部シリーズ第3弾。
特捜部Qに新たな依頼が舞い込んだ。
海辺に漂着したボトルの中に「助けて」と書かれた紙が入っていたが、文字が滲んで他は何も判読できなかった。
差出人の頭文字は「P」
この差出人を頼りに、カール達特捜部Qが捜査に着手する。
これまでの2作がヒットしたのもあったのか、今作はスケールアップしているなぁと思った。
かといって、派手さはないけども(笑)
北欧ミステリーらしさはしっかりと踏襲しているので、安心して観れる！
監督交代はさほど影響はなかったかもしれない。
けど少しだけ、これまでのカールとアサドの関係性が違ってみえたのは残念です。(でも許せる範囲なので良しとします)
そしてシリーズ通して、北欧の素晴らしい風景が観られる。
これがストーリーに、良い味わいをプラスしてくれている。
北欧ミステリーの好きな1面ですね。
いつも曇天で、寒々しいのが、このシリーズには似合う！
今回は宗教がストーリーに絡んでくる訳ですが、その事でカールとアサドの間に微妙な雰囲気が生じます。
アサドはしっかりと自分の「神」を持っているが、カールは無神論者。
私も無神論者なので、カールの気持ちが少し分かりました。
でもアサドの気持ちも少し分かるんですよね。
それと今回は被害者が小さな子供です。
ラストはドキドキでした。
う〜ん、やはりこのシリーズは面白い！
尻すぼみになるシリーズが多い中、今シリーズは回を追う毎にスケールアップして、シリーズファンを飽きさせない作りになっている。
シリーズの最初から観るのはもちろんですが、特にどこから観ても問題ないとは思いますよ(^_^)
1話完結型のお話しなので、順不同で観てもさほど支障はないです。
海外ドラマ好きだと絶対楽しめますね！
続編もあるようなので、今からとても楽しみですヽ(´▽｀)/
北欧ミステリー、侮るなかれですよ！
