予備知識なしに全く期待せずに観たのですが、とても良かったです。
天才児の少女を普通の学校に通わせて育てるか、もしくは彼女のレベルに見合う教育を与えるべきか。対立する母子の言い分はどちらも説得力のあるもので、自分ならどうするだろうか、と映画を観ながら悩まされました。
また、自分が絶対に正しいと思い、他人の意見に耳を傾けない人の傲慢さ、愚かさがリアルに描かれていると感じました。これはイブリンだけでなく、主人公のフランクにも言える事だと思います。
他の人の話を良く聞く寛容さと、腹を割って真実を伝える勇気のどちらも持つべきだど感じさせられました。