あみるかんさんの映画レビュー・感想・評価

あみるかん

あみるかん

アニメ映画&インド映画好き/大学生/男性/2016年以降に観た映画のみレビューしてます/雑食/2017年はイラン映画を沢山観て行くつもりです

人生なき人生(2017年製作の映画)

3.6

マフマルバフなどの助監督を経て今作で監督デビューしたモインファル監督によるイラン映画。

バフマン・ゴバディの『ペルシャ猫を誰も知らない』に代表される様に、音楽に関しても規制が少なくないイランにおいて
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ナッシングウッドの王子(2017年製作の映画)

4.1

戦争により、映画文化が遅れてしまったアフガニスタンで娯楽映画を撮り続ける男の姿を追ったドキュメンタリー作品。

撮影技術、機材、役者など、全てが足りないアフガニスタンという地で映画に魅せられた男が有り
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ヴィクラムとヴェーダ(2017年製作の映画)

2.9

今年の東京国際映画祭であ一発目に観た映画。主演は『きっと、うまくいく』でファルハーンを演じたマーダヴァン。こんな渋くて格好良い役も演じる役者さんだったんですね。

特に悪いところもなかったけど、良い
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メイキング・オブ「プレーム兄貴、お城へ行く」(2016年製作の映画)

3.8

昨年のIFFJで公開された『プレーム兄貴お城に行く』の制作現場の様子を撮影したドキュメンタリー。
インド映画ならではの独特な撮影の様子は観ていて興味深いものが多かった。スター俳優、サルマーン・カーンの
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ディシューム J&K(2016年製作の映画)

3.9

ジョン・エイブラハム演じるハードボイルド風特殊捜査官とヴァルン・ダワン演じる新米警察官の凸凹コンビによる、ドタバタ活劇。

ジョン・エイブラハムは相変わらず素晴らしい筋肉です。そして、エンディングで素
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バドリナートの花嫁(2016年製作の映画)

3.7

インドにおける男女格差の問題を娯楽映画の軽いノリで扱った作品。

『心〜君がくれた歌〜』でもそうだったけど、近年のインド映画では”自立した女性”をヒロインに据えるのが流行りなのだろうか。しかし、インド
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始まりは音から インド詩七篇(2016年製作の映画)

3.0

7人の監督が「音」をテーマにそれぞれ短編を製作したオムニバス作品。
当たり前だけど、面白いものと面白くないものがある。
インド映画を観に行く気持ちで行くとかなりの物足りなく感じるが、集中力が切れがちな
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サルカール3(2017年製作の映画)

2.8

インド映画祭2本目。アミターブ・バッチャンが主演の作品だったので取り敢えず観に行ったのですが…私には合いませんでしたね(笑)

全く踊らないのにストーリー展開の唐突さがTHE インド映画。踊ってくれれ
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

4.0

10月14日の深夜0時から上映された最速上映にて鑑賞。原作ゲームは未プレイですが、TVアニメシリーズは殆ど観ています。

TVアニメで『Fate』シリーズを二度アニメ化したufotableが、遂に「桜
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心 君がくれた歌(2016年製作の映画)

3.1

今年もやって参りました、インド映画祭!
主演ランビール・カプール、相手役アヌーシュカ・シャルマ、特別出演でシャー・ルク・カーンとなかなか気合の入ったキャストでした。

インド映画にしては照明が大人しめ
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.7

正直に言って駄作続きのDCユニバースがやっとマトモな作品を作ってくれました!

DCコミックスのファンとしてはワンダーウーマンのオリジンズストーリーをかなり丁寧になぞった作品だと感じました。原作ファン
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交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1(2017年製作の映画)

1.0

TVシリーズ版未見です。12年前にヒットしたTVアニメ『交響詩篇エウレカセブン』の劇場版。ここまで酷い映画を映画館で観たのは初めてかもしれない…

予告PVなどを観ると完全新作を公開するように見えます
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信じる心、危機一髪(2015年製作の映画)

3.8

インドの宗教をテーマにした作品。しかし、あまりシリアスにはならず、コメディ強めで面白かったです。

意外なモノが伏線となっていて、そういう結末にするのか〜と少し驚きました。インド映画やればできるやん!
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

2.6

やっぱり合わない。前作と比べて映像のクオリティはかなり良くなっているため、画面の安っぽさは無くなりましたが、ストーリーがよく分からん!
ロキが仲間になる以外は大した捻りもないストーリーですが、スケール
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

2.8

MCUの中で唯一全く観ていなかった「マイティ・ソー」シリーズの1作目。ソーはアベンジャーズという個性派揃いの集団の中では違和感なく活躍していましたが、単体で見ると地球の雰囲気に全く馴染めていなくて違和>>続きを読む

ボンベイ(1995年製作の映画)

4.5

周囲の反対を押し切って駆け落ちしたヒンドゥー教徒の男とイスラーム教徒の女の夫婦を中心に、1992年のアヨーディヤー事件を契機として起こったヒンドゥー教徒とイスラーム教徒の対立によってインド中の人々が翻>>続きを読む

ボクと結婚して!(2004年製作の映画)

3.5

サルマーン・カーン、アクシャイ・クマール、プリヤンカー・チョープラーという豪華キャストによるコッテコテのインドラブコメディ。

荒唐無稽なアクションシーン、漫画のようなコメディ、唐突に始まるダンスシー
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オーマイゴッド 〜神への訴状〜(2012年製作の映画)

3.7

無心論者の男ガーンジーが地震で自らの商店が倒壊した事を契機に「神」に対して訴訟を起こすという、インドの宗教事情に独特な観点から斬り込んだ作品。

同じ様にインドの宗教を題材にした作品として私の大好きな
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Death Note/デスノート(2017年製作の映画)

2.7

日本の人気漫画『DEATH NOTE』をNETFLIXがハリウッドで実写化。日本の映画業界はこの作品から「実写化の役割はできもしない原作の忠実な再現ではない」という事をしっかりと学ぶべきだと思う。
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バダック 砂漠の少年(1992年製作の映画)

3.4

『運動靴と赤い金魚』で知られるマジッド・マジディ監督の長編デビュー作。子供を主人公にした作品ですが、内容が兎に角重いです。次々と不幸な目にあう主人公とその周辺の人々の姿がとても痛々しくて辛くなりました>>続きを読む

スパイダーマン ホームカミング(2017年製作の映画)

4.3

スパイダーマン3度目の映画化となる今作ですが、原作コミックに最も年齢や設定が近いという印象を受けました。一方でスパイダーマンが新聞社のバイトカメラマンではなくYouTuberに、フラッシュはインド系に>>続きを読む

テヘラン悪ガキ日記(1998年製作の映画)

3.7

「広島イラン 愛と平和の映画祭」にて鑑賞した1998年のイラン映画。この時期のイランで数多く撮られたこどもを主人公にした作品です。

母親の愛に飢える少年院暮らしの少年と、そこにやって来たソーシャルワ
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ジュノー(2010年製作の映画)

1.8

広島と東京で開催された「広島イラン 愛と平和の映画祭」にて鑑賞したアニメ作品。

原爆の投下された広島で医療活動に従事したスイス人医師マルセル・ジュノーの半生を描いており、製作者達の平和への願いを強く
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裁き(2014年製作の映画)

3.5

歌って踊るだけじゃない!シリアスなインド映画です。

インドの社会背景を静かに、淡々と映し出しています。長回しのカットが多いのも印象的でした。リアリティを感じさせる画面作りをしているのは良く分かりまし
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劇場版 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)負荷領域のデジャヴ(2013年製作の映画)

3.2

TV版視聴済み、原作ゲーム未プレイです。
TV版の放送時は大きな話題となり、今でも伝説的に語り継がれるアニメの劇場版。

TV版の一年後の出来事を描いた作品。TV版が綺麗に完結していたので正直蛇足感が
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ノーゲーム・ノーライフ ゼロ(2017年製作の映画)

3.6

TVアニメ版視聴済み、原作未読です。
先月に鑑賞した『魔法科高校の劣等生』がガッカリなデキだったため期待値をかなり下げて鑑賞したのですが、予想外に面白かったです。

今回映画化されたのは劇場版第6巻の
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バシュー、小さな異邦人(1986年製作の映画)

4.4

バフラーム・ベイザーイー監督による反戦映画。主演は当時の監督の妻スーサン・タスリーミー(後に離婚)。

【あらすじ】
戦争の最前線に近い地域で暮らす少年バシューは戦火に巻き込まれ家族を失う。トラックの
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ワンス・アポン・ア・タイム、シネマ(1992年製作の映画)

3.7

モフセン・マフマルバフによるイラン映画の歴史を描いた作品。イラン映画の歴史についてそれなりに知識がないと理解は難しいと思います。以下に簡単に内容の説明を書きます(⚠︎ネタバレ注意)

1900年、ガー
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ライク・サムワン・イン・ラブ(2012年製作の映画)

4.8

福岡市総合図書館映画ホールシネラで鑑賞。ずっと観たいと思っていたのですが、直感的にそのうち何処かの映画館で上映される気がしたため、敢えて観るのを我慢していました。よく我慢したぞ、俺👍

キアロスタミが
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シーリーン(2008年製作の映画)

3.1

福岡市総合図書館映像ホールシネラで行われた「アッバス・キアロスタミ監督特集」にて鑑賞。
昨年各地で催されたキアロスタミ追悼上映以外で日本では公開された事のない作品のため、今回の上映を逃したら二度と観れ
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風が吹くまま(1999年製作の映画)

3.3

キアロスタミが亡くなってから早くも一年が経過したそうなので自主的に追悼鑑賞。

キアロスタミは大好きな監督ですが、この作品あまり心に響かなかった…途中で何度も寝落ちしてしまいました。もう一度見直した方
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オフサイド・ガールズ(2006年製作の映画)

3.9

イスラームの戒律に従い、女性のスポーツ観戦が大きく規制されたイランで男装をしてサッカー観戦に臨む女性達を描いた作品。
ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞したにも関わらず、政府を批判する内容をえがいたとし
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.7

サム・ライミ版スパイダーマン第1作。スパイダーマンのオリジンストーリーは原作の出来が非常に高いこともあり、やはり面白かったです。

私は原作の設定改変に抵抗を感じるタイプなのですが、今作のスパイダーウ
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.7

ヒュー・ジャックマンによるラストウルヴァリン。2000年の『X-MEN』から18年間お疲れ様でした。
この後ウルヴァリン役をやる俳優さんは大変だろうなぁ…

「こんなアメコミ映画観たことない!」と素直
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クローズ・アップ(1990年製作の映画)

4.0

有名監督モフセン・マフマルバフの名を騙る男が詐欺未遂の容疑で逮捕されるという実際に起きた事件をアッバス・キアロスタミが映画化。
犯人、被害者、そしてマフマルバフが本人役で出演し、事件の経緯を再現すると
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牛(The Cow)(1969年製作の映画)

3.7

1968年に制作されたイラン映画の歴史を変革させた歴史的に重要な作品。その歴史的意味を僭越ながら少し解説させて頂きます…

1979年、イラン革命の成就に伴いホメイニ師が約15年振りにイランに帰国。イ
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