あおい

ユリゴコロのあおいのレビュー・感想・評価

ユリゴコロ(2017年製作の映画)
2.8
私のよりどころって…?

サイコパスの吉高由里子の威力が凄まじいサスペンス。狂い行く松坂桃李、優しき松ケン、3人ともいい味出してた。

◎ストーリー
飲食店を経営する亮介にとって不幸が立て続けに怒る。ある日婚約者が失踪し、父親がすい臓がんと診断されてしまう。失意にくれる亮介が父の部屋で見つけた“ユリゴコロ”と書かれた手記。そこには、凄惨な女の人生が綴られていた…

序盤の殺害シーンがどれも、恐ろしくて胸糞悪い。昨日見た「東京喰種」といい、ほんまに不快になります。さらには、吉高由里子と佐津川愛美のコンボで、ゲロゲロモード突入( ^ω^ )あの辺がピークで気持ち悪かった。

とそこまでは、ほんまにキモい映画やなって感想しかなかったです。しかし、そこから松ケンと出会い、色々と過去が明らかになっていきます。ある事件とある人物がつながり、過去が今とつながり、そして拭えない人の性質。

そういったものがどっと押し寄せる後半。観てて気持ちのいいものではなかったですが、浮世離れした世界として前半よりは、楽しむことができました。

パケ写見たとき、あの3人がどう絡むのか謎でしたが、これはなんも知らんと見るのがいい。てか知ったら面白くないです( ^ω^ )とにかく、サイコパスの役が似合いすぎる吉高由里子。サイコパスとして多分彼女の右に出るものはいない。朝ドラで活躍中の清野菜名も出てます。

展開や結末はよく出来過ぎやし、ちょっと無理くりなとこもありますが、前半の気持ち悪さを何とか後半で、中和してきた作品。全くもっておススメはしないですが( ^ω^ )
あおい

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