このレビューはネタバレを含みます
後輩が面白かったといっていたので観た。
黒沢清と言えばcureの無音の長回しシーンのイメージがあったけどこの映画にも通ずるものがあった。
設定は面白くて斬新で日本映画特有の大げさでわざとらしい演出はなくて良かったけどけどなんかもうちょっと何かが足りない。
「愛」の概念を奪った侵略者しんちゃんがその概念を仲間たちと同期することで侵略を止めたっぽいけど、実際に「愛」は「感情」で構成されている非言語領域の部分が多いのではないか?純粋にロジックや言葉として言語領域の「概念」として捉えられることができるのか?
概念を奪う能力がある割には物理的に侵略するんかーい感はあった。