Inori

エンド・オブ・ステイツのInoriのレビュー・感想・評価

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)
3.1
Dolbyで観て良かった。やっぱりアクションは音だなぁ。

どこかで観たような判で押したような話なんだけど、それを知ってて観に来るわけだから、まぁ楽しく観られたと思う。アクション映画の方式に従って作られてる感じがした。『逃亡者』とか『シューター』に比べるとハラハラ感は劣る。誰が裏で操っているのかとかが意外にシンプルであっけない。ジェラルド・バトラーのおっさん感が強まっていて、ちょっとヨレヨレしてないだろうかと観ている方が心配になった。(なのに子どもは赤子。)もちろんラストには宿命の対決みたいなのがあるわけだけど、おっさん同士がゼイゼイハァハァしながら闘ってるのを観ると、そういうジャンルも最近多いよねと思ったり…。所々に兵士と政府の関係についてメッセージも入れてみましたっぽいものがあったけど、上滑り感があったので、無理しないでアクションに専念して欲しいと思ったよ。

残念だと思ったのは、FBI捜査官が全く活躍してない!何だったのだアレは。潔すぎじゃないか。あとは、クレジットのアレはいらなかったと思う。ラストがぐだぐだ感があってスッキリしない。
Inori

Inori