実写の設定が小学生だったのを中学生に変えたことは、例えるならばシステムの全面改修。本来なら全部書き換えないといけないレベルなのに、元からあるコードをそのまま使ったためにいろんな箇所でバグが生まれてしまっています。しかも尺を倍にしたことによって、そのバグが自己増殖。もはやウィルスに感染したシステムの挙動を眺めているようで、もう笑うしかありません。
実写のアニメ化って生半可な覚悟では手を出しちゃいけないのでしょうか…。ゴジラのアニメ化も控えていますが、心配になってきました。
細田守監督の「時をかける少女」とは、実写を20年以上経ってからアニメ化したこと以外にも多くの共通点があるわけですが、時かけアニメ版は奇跡なのだということがわかりました。
本作に関わった人たちを労いたいので、これ以上低い点にはしないでおきます。
